BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

川口凛の軌跡その1、の巻

2003年から始めた撮影会モデル。
最初は全東京写真連盟の年間撮影モデルでした。

たまたま新聞で見たモデル募集広告。
コンテストでモデルを決め、その年1年は専属モデルとして登録するらしい。


自分は受かるわけないと思いつつ、
応募してみたら奇跡が!受かったらしい(^^;)

←これは2003年春の撮影会。
撮影モデル3回め。
どう動いていいのかわからない。
どんな表情をしたらいいのかわからない。


そしてこれは同じ2003年の夏。→
浴衣を着て写真に撮られるなんて経験がなく、
ものすごくドキドキしたのを憶えています。
しかも午前と午後に着た浴衣は、
どちらもこの日のために新調したもの。
金かかってます(^^;)
でもやっぱり表情がまだぎこちない。



←そして2003年の秋。
まわりのモデルさんがものすごく大人っぽく見えた。
自分もそれに追い付きたくて、
背伸びをしまくっていた頃。
メイクに少し興味が出てきて、
アイシャドーを濃いめに塗ったら
ものすご〜〜くケバくなった(*-*)



そして全東京を卒業し、
2004年から少人数制撮影会モデルに登録→
全東京は1回の撮影会に
500人ぐらいのカメラマンさんがいたので、
モデル1人あたりで計算すると
30人〜50人ぐらいのカメラマンさんに撮られていたことになる。
モデル1人を2重にも3重にも囲って撮る、
今思えばちょっと異様な風景。

少人数制だと、
モデル1人あたりカメラマンさん5人ぐらい。
ものすごいリラックス感と、また違った緊張感を憶えました。



大撮影会だと
「笑って〜」と声をかけられることが多く、
笑顔の苦手な自分は
2時間笑顔でいるのが辛かった。
笑う理由もわからなかったし、
第一あの大人数の前で自然に笑えるほど
自分は人間ができていなかった。




でも少人数制に初めて登録した「ぷりずむ」の主催者さまに、
「笑いたくなければ笑わなくてもいいんだよ」と言われて、すごくラクになった。
いろんな表情をするようになった私。
↑2005年tenten撮影会。


笑わなくてもいいと思うと、
無理をすることがなくった。
カメラの前で自然にいられるようになった。
作り笑いではなく、
面白いと思った時にハートの中から出る笑顔。

自分は欠点だらけの人間だけど、
カメラマンさんとたくさんセッションして、
作品を作る喜び。モデルをしている時は楽しい。

もちろん、撮影後の打ち上げも楽しい!(笑)
2007年ikoi撮影会。→


モデルをするのが楽しくなると、
撮影会をつくる楽しみも味わいたくなる。
自分でロケ地を見つけ、ロケハン写真公開し、
スケジュールを組んで募集をかけて…。
大変だけど満足度も大漁。

そんな凛企画、興味を持ってくださる方が多く、
ありがたいことにいつも満員でした。
凛企画の日記は、また別に書きますね。

←2007年夏、凛企画撮影会。



いい撮影会にしようと思うと、
時に主催者さまと意見が食い違い、
衝突することも。
コストをおさえて満足度をあげたい。
撮影地はいろんな場所を選びたい。
そのために、骨を折って考えたい。

そんな意見を大切にしてくださる方も、
けむたく思う方もいる。

人によって満足度は違う。
それを言わずにお腹の中に隠すことも大事だけど、
自分の場合は性格上黙ってられない。



私は良くも悪くも
「モノ言うモデル」でありたいと思う。

今年は川口凛、モデルとしてはラストラン。
今までお世話になった全ての方に感謝。

今日のブログに使わせていただいたお写真は、
全てマーチンさんより。
2003年からの、古いお付き合いです。
川口凛を育ててくれてありがとう。