BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

酔来軒、の巻


自宅から決して近い距離にあるわけではないけれど、
大好きでよくお邪魔している中華料理さんがあります。
横浜は坂東橋にある老舗、【酔来軒】さん

この奥の小上がりになったお座敷がお気に入り。
小さい頃可愛がってもらった、
おじいちゃんおばあちゃんの家に居るようなタイムスリップ感。


粗挽き肉を厚めのモチモチな皮で包み、
カリッとフワッと焼いた餃子は安定の味。
ここではお酢に味噌をつけていただきます。
この味噌のレシピが知りたい。
これだけでもう充分お酒が飲めちゃいます。



売り切れていることが多く何度もフラれた名物の「とり」。
昨日はようやくいただけました〜。
唐揚げにした鳥を、タレで煮込んだもの。
しっかりとした肉質で、
ちびちび食べながらビールを飲むのがまた最高


こちらは裏メニュー、中華風茶碗蒸し。優しい味です。
干し椎茸のダシに、ふんわり卵が最高〜。
名物のチャーシューも惜しみなく入っています。
プリプリのエビが1匹入ってました。
いつも入っているのか、サービスなのか気になります。


そうそう、お酒を頼むと出てくるもやしのナムルですが、
旦那さんと比較して、昨日は私のだけ赤い色が目立ちます。
おおっ、ナイスな辛さ。
辛いもの大好きなのよねぇ。嬉しい。

お店を切り盛りする三代目店主の気さくな人柄が大好き。
さり気ない気遣いにも心を打たれます。



そんな店主が「これメチャクチャ美味しいよ」と出してくれた紹興酒
いつもは9年物のリーズナブルなものをいただいていましたが、
今回出してくれたものは同じ値段で10年物。
仕入れ値が上がったのに値段を上げないところに心意気を感じます。
これ、今まで飲んだどの紹興酒とも違う。
カルピスのような、乳酸発酵飲料っぽい爽やかさ。
紹興酒は臭みがあって苦くて嫌いという人も、
これならきっと、グイグイいけちゃうな〜。
ぜひ沢山の方に飲んでいただきたい。



名物酔来丼も忘れずオーダーしてね。
秘伝のタレをかけて、よーく混ぜてからいただきます。
400円でスープ付き。中毒性のある旨さです。
自家製チャーシューがこちらにもたっぷり。
この丼はあちこちのテレビや雑誌で特集されています。

いや〜。ご馳走さまでした。
気取らない、昭和の香り漂う中華料理店酔来軒。
横浜にいらした際には中華街ではなくぜひこちらへ。
今月29日のメレンゲの気持ちという番組でも、こちらのお店が登場するそうです。
メジャーになりすぎてお座敷に座れなくなるのはイヤだけど、
沢山の方に知ってもらいたいから我慢我慢