BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

無題でごめんなさい


ブログを書き始めるのに1時間かかった。

文学座に入る前からの私のお芝居の先生が、今日未明に亡くなった。
知らせを受けたのは今から1時間と少し前。
オーディションの控え室でした。

審査会場に入ったら満面の笑みで自己PRせねばならず、
今までどんなに辛いことがあってもスイッチオンで切り替えて笑えた私なのに、
今回は初めて自分の仕事を恨んだ。
でも、ここで切り替えられなきゃ先生に「何しとんねん!」と怒られそうな気がして
頑張ったよ、先生。

でも会場を出たらもう歩くのが精一杯だよ。
添付写真は最期にその方に会った日に私が履いていたサンダル。
「可愛いね」と褒めてくれたあのいい声が耳から離れない。
オシャレな人だった。

ここまで書くのが精一杯。
ごめんなさい。