BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

歩いていく、の巻


3月11日のあの時間、
私はオーディションのため目黒区の制作会社さんに居ました。
順番待ちをしていざ自分が呼ばれるその瞬間、
カタカタと弱い揺れが。

立ち暗み?
と思って椅子に座って10秒後、激しい揺れが。

ただごとじゃない。

しかしながらオーディションは継続。
動揺しながらも笑顔で頑張った。
自分の図太さを知った。

さて、帰れるのか。

JRも地下鉄も止まっていりのでバスでもみくちゃになりながら品川まで行き、
(バスの行列に並ぶ前に糖分補給のためどら焼き2コ投入。ドラえもんか)
そこから徒歩で4時間弱、歩ききって帰宅しました。
寒かった。不安だった。
家族の無事を確認したらヘナヘナと力が抜けていきました。

ニュースを見て、被害の甚大さを知って愕然とした。
昨日になってからの放射能漏れも心配だ。
正確な情報の発表と、迅速な対応を政府に期待します。