BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

いい女は糠床を持つ、の巻

ひとつエピソードをご紹介。
その昔、好きな人の家で勝手にピクルスを漬けていた。
私がこの上なく、ピクルスが好きだったから。

同棲していた訳ではないけれど、
その人の家に行くたびにワインを片手に出来上がったピクルスをポリポリやっていた。

でも、その人はピクルスが大嫌いだった。

冷蔵庫を占拠するピクルスの大きな瓶に文句を言いながらも、
決して瓶を捨てなかった優しい人。
でも私は、
どうやらその人に振られてしまったらしい。

で!
寂しさを紛らわすために自宅で糠床を作ってみたよ。

…という理由が半分、
「たまたま読んでた小説に糠漬けの話が書いてあったから」も半分。

今度は糠漬けをつまみに日本酒でもチビチビやろうって考え。
オヤジ?いえいえ、糠漬けは発酵食品だからお肌にもいいのよ。
(無理矢理に女子度アップネタにしようとしてる私?)


ねりねり…
お味噌ぐらいの硬さになったらお水を入れるのをストップ。

心なしか、手がツルツルになってきた。
米ぬか石鹸ってあるけど、あれはきっと効果あるよ。
ちょっと糠を触っただけでツルツルになったもの。
でもここに顔をインする勇気は無い



風味づけに昆布、
腐敗防止に赤唐辛子、
水分過多を防ぐために大豆を入れます。




糠床がまとまったら、
発酵を助けるために野菜の切れ端を入れます。

水分が多い野菜を入れるべしということなので、
キャベツと大根をイン。
しっかり育てよ糠床!



表面を平にならしたら、本日の作業は終了!
1日1〜2回かきまぜて、1週間で糠床が出来上がるそうな。
楽しみ〜。

糠床は生きています。
かきまぜるのを忘れると腐ってしまう。
可愛いヤツめ、名前つけてあげようかしら(笑)