鎖骨美人、の巻
小さい頃、お母さんと一緒にお風呂に入ると
綺麗な鎖骨が羨ましかった。
鎖骨にお風呂の水がたまって、小さいプールができた。
いいな〜いいな〜って、ずっと言ってた。
お母さんの鎖骨と白い肌が羨ましかった。
小学校1年生ぐらいまでは一緒にお風呂に入ってたけど、
その頃の自分は鎖骨が出てなかった。
肌の色も真っ黒だったし。
でも、成長していくにしたがって
その羨ましかった感情をどこかに置き忘れていた。
大人になって気づいたら、いつの間にか鎖骨が出てた。
羨ましかったお母さんの身体にそっくりになっていた。
鎖骨美人。
最近よく言われる。
でも極端に太ったら骨の出っ張りも無くなっちゃうんだろうな。
気をつけなきゃ。
photo by matuさん