BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

『笑う女』の巻

昨日、当HPと相互リンクを張っている文学座付属演劇研究所OB穂積君の舞台を見てきました。
(「役者ぺぺの大冒険」です)
現在は兵庫県立ピッコロ劇団という所に所属し、役者一筋で頑張っています。
ピッコロ劇団というのは日本で数少ない県立の劇団で、劇作家の別役実が代表となっています。
客員演出家には文学座でお馴染みの藤原新平といった豪華な顔ぶれも揃っています。
ちょっと聞き慣れない名前の劇団ですが、パワーのある役者を抱え前進的な舞台にも果敢に挑んでいます。
実は私もちょいと昔、この劇団に入りたいと真剣に思ったことが…。

さて、舞台についてはこれから見に行かれるOBもいるでしょうから細かい感想は後ほどにします。
でも、まず最初に舞台美術ありきという新しいスタイルをとった今回、その独特なセットを使った演出に目を見張りました。
女の可愛らしさ、女のズルさ、女の恐さ
そして水のように形を変えながら生きていく女の魅力を充分に味わえる作品群でした。