BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

声のお仕事、の巻


ここのところ、ナレーションのオーディションをよくいただく。
もちろんナレーションなのでオーディション会場に行くことはなく、
自宅でボイスデータをとってメールで送るわけで。
暑い時期に涼しい室内で作業ができ、有難いなと思ったり。

声のお仕事、わりと好きです。
普段の生活での自分の声はあまり自慢できたものではないけれど、
舞台に出ていた頃の声をよく褒められてはいた。
2013年に亡くなった文学座のOBであり、芝居の師匠でもある方が最初に私を見つけてくれたのは、
学生演劇の小さな舞台でした。
知り合いの知り合いを見に来たとかで、
忙しい時間をやりくりしてわざわざ足を運んだ舞台で偶然私を見つけ、
「この子は俺が育てなきゃ」と思ってくれたそうで。
彼が言うにはその時の私の立ち姿と声に惚れたそうで。
だからそれ以降、自分の声は大事にしてる。

ナレーションのお仕事も増えるといいな。