BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

さよならアドフォーカススタジオ、の巻


アラジン先生のアドフォーカススタジオが、
今月いっぱいで無くなるそうだ。
tenten撮影会で幾度となく使わせていただいた、
あの思い入れのあるスタジオ。

撮影団体は数多くあれど、
プロカメラマン荒木英仁先生の主催するtentenは
私にとって特別だった。


モデルの住吉美希さんに憧れて、tentenを知った。
そして荒木先生が主催されていることを知る。
でもここは誰でもモデルが出来るような所ではない。
間口を広く開放して募集をしているわけではなく、
先生がこの人と思った人でないとモデルとして使ってもらえない。

さてどうしよう。
まわり道してみよう。

もともと写真を撮るのが好きだったこともあり、
先生の写真教室の生徒になり、何度かお会いするうちに
「ウチでモデルやらない
と声をかけていただいた時は天にも昇る気持ちだった。
思惑通り

モデルとしての素質が問われそうと最初はビクビクしていたけど、
ライティングが素敵なモコ谷塾にもキャスティングしていただいた。



コスプレーヤーじゃないから衣装なんて作ったことがなかったけど、
この時ばかりは頑張って作った。
ネオジャパネスクな感じ。

カメラマンさんの熱気がビシビシ伝わってきて、
こちらまで汗だくだった。






常に進化し続け、楽しいことを考えてくださるアラジン先生。
便乗して、シャワー企画に出たいと挙手をしたり。
スタジオの中で本物のシャワーを出してずぶ濡れ撮影会。
奇想天外なアイディアで、いつもワクワクさせてくれる。
私も撮る側に回りたいと思ったのは初めて。







エロいのはやっぱりワイシャツかな
ということでワイシャツ。

寒そうだけど、
シャワーはぬるま湯。
先生の愛を感じます。

愛といえば、
スタジオでアシスタントのアルバイトをさせてもらった帰りに
何度かご飯をご馳走になった。



誕生日撮影会では、
なんとスタジオ内で花火をしちゃうアラジン先生。
本当に楽しかった。

そういえば、
先生に浴衣をプレセントしていただいたこともあった。




スタジオを出て代官山や










横須賀でフォトハイクもした。

お散歩しながらゆったり撮影をしていただき、
沢山の思い出が出来た。
基本的に晴れ女だったけど、
雨で船が欠航になっても柔軟に行き先を変更して
楽しい企画になった。





引退撮影会はこのtentenでしようと決めていた。
2009年。もう7年も前ですね。
アドフォーカススタジオが無くなると知り、
恩返しに何か企画したいとは思うけれど、
はて私に何が出来るんだろうか。
今さらモデルをしても誰も喜ばないだろうし、
スタジオを2時間ぐらい借りてお茶会でもします
アイディアください