BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

父の日、の巻


前日の土曜日に、プレゼントを渡しました。
父の日だ母の日だ、くだらん、と言う人が世間には沢山いることも知っている。
でも、小さい頃から私を大切に育ててくれた両親に感謝を込めて何があげられる口実にできる日が1年に1回や2回あったほうがいいじゃないの。
こういう時でもないと、何もない日に渡すのは照れ臭いしさ。

私の父は、私にとってとても優秀な父で。
子育てのサポートもよくしてくれた記憶が。
毎日仕事で疲れて帰ってきてもイヤな顔ひとつせずに私をお風呂に入れ、
身体を拭き髪を乾かしてくれた。
私の話もよく聞いてくれた。
約束したことは必ず守ってくれた。
休日は家でゴロゴロせずによくあちこち連れて行ってくれた。
遊園地や動物園、旅行はもちろん、近所の喫茶店にもよく連れて行ってくれた。
幼稚園の時には自転車に乗る練習をしてくれた。
1時間ちょっとで乗れるようになった。
スキーやスケートも父から習った。
運動神経抜群な父は何でも教えるのが上手かった。
遺伝したのか私も運動神経が良く、運動会ではいつも一等賞だった。
リレーの選手に選ばれたことも。


何より良かったのは、母を愛し家族のために頑張ろうという姿勢が常に見えたこと。
だから小さい頃から私は父のことが大好きだし、
結婚して家を出た今でも心の拠り所にしている。
たまに実家に泊まると、腰痛持ちの母の腰を父がよくマッサージしている。
聞けば、毎日マッサージをしてあげているらしい。
いいな〜。
私なんて、腰が痛くて立てないぐらいだった時も週のうち2〜3回しかしてもらえなかった
今度生まれ変わったら父と結婚できるように、私が天国に行った時は神様にこっそりお願いしておこう。