BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

拝啓タイガーマスク様、の巻


新生活の準備にバタバタしていて、
テレビを見たり新聞を読んだりをサボっていたら、
心温まる話題があるるらしい。

タイガーマスクこと伊達直人を名乗る正体不明の人物が、
児童施設にランドセルや色鉛筆を寄付しているそうな。

私はタイガーマスクのアニメを見たことがないので、
タイガーマスクといえばプロレスラーが居たかもぐらいの記憶しかありませんが、
さっきテレビでアニメの紹介を2分ぐらいやってて、
なるほどな〜って納得したところ。


純粋にいいことだと思う。
もしかしたら善意よりも「世の中の注目を集めたい」なんていう目立ちたがり屋さんも居るかもしれない。
でも、それでもいいと思う。

小さい頃は誰でもヒーローに憧れた。
カッコよく敵を倒して弱い者を守る、ヒーローはいつもカッコイイ。

無差別殺人、通り魔事件を起こしたりして間違った注目を集めようとする人もいる。
人に振り向いてほしくて道を外れる馬鹿な大人が多い。

そんな中で、今回のニュース。
これいいじゃない。
全国に小さなヒーローがたくさん。

大分県ではタイガーマスクの仮面を被って軽自動車に乗り、
直接贈り物を届けた人もいるそうだ。
可愛いじゃん。

「いいことをすると気持ちがいいよ」
小さい頃に習ったけど、きっとこういうことなんだろうな。

いいことをしよう。
人のためになることをしよう。
誰でも、今日からでも小さなヒーローになれる。
すくすく育った真っ直ぐな気持ちさえあれば。

真っ直ぐな気持ちは大袈裟なモンじゃない。
このニュースを見て心があったかくなったそこのアナタなら大丈夫。
あなたの中には葦のように真っ直ぐな気持ちがちゃーんと育っていますよ。