BLUE DIARY

役者・モデル川口凛の奮闘記

公演終了!の巻

3日間の舞台公演が幕をおろしました。
前回は靭帯損傷してしまいまして乗り切るのが大変でしたが、
今回は結膜炎のみで済みました。

舞台のモチーフは第二次世界大戦のさなかのアウシュビッツ収容所。
捕虜を殺すためのガス室の監視をする監視官の妻役を演じました。
妻は敵国民のため、人前で発音の違う母国語を話すと命を狙わてしまいます。
だから人前でのセリフは筆談です。

が、舞台の山場で夫といっしょにこの国がら逃げようと説得する場面で話す短い母国語セリフが難しかった。
『サ行』と『タ行』をまったくナシにして胸に刺さるセリフを言うのは難しいんです。
たとえば『あなたといっしょにいきたいの』は『あなあおいっよにいきあいの』になるわけです。
音として弱い音を使って強いセリフにするのって難しい。
苦労しました。

前回同様今回もキャスト・スタッフ・演出・作品に恵まれて
大変でしたが充実した日々を過ごさせていただきました!
ふつつか者の私に親切にしていただきありがとうございます。

そして、2日目には雪も降るなど寒いなかで劇場へ足をお運びいただいたお客様、ありがとうございました!